2025年3月21日
ホーリー(Holi)は、ヒンドゥー暦のファルグナ(Phalguna)月の満月の日に行われるヒンドゥー教の祭典で、冬の終わりと春の訪れをお祝いする祭典です。2025年は3月14日がホーリーでした。
ホーリーの起源は諸説ありますが、そのひとつに魔王ヒラニヤカシプ(Hiranyakashipu)とその息子プラフラーダ(Prahlāda)のヒンドゥー教の神話にあります。
魔王ヒラニヤカシプの息子プラフラーダは、ヴィシュヌ神を信仰していました。王はこれを嫌い、妹のホリカ(Holika)にプラフラーダを火で焼き殺すよう命じました。しかし、ホリカは炎で焼かれ、ビィシュヌの加護を受けているプラフラーダは無事でした。このことからホーリーは「善が悪に勝利する」することを祝う祭りでもあります。
ホーリーの前夜にはホリカダハーン(Holika Dahan)と呼ばれる儀式を行を行い、焚火を燃やし善が悪に勝利したことを祝います。


菩提樹学園ホーリー 【日本寺駐在僧便り】
菩提樹学園では満月の14日に行われるホーリー当日に先駆けて、学園ベランダにて3月11日にお祝いを行いました。
園児たちは普段通りに通園し朝の学習を終えると、先生からホーリーをお祝いする昼食が配られました。
昼食はビハール州の方言でパッコリーとも呼ばれる「パコラ(Pakora)」(スパイス味の天ぷら)とインドのお祝いの日に食される甘いお菓子「ラスグッラ(Rasgulla)」と「グラブ・ジャムン(Gulab Jamun)」で、日直の生徒の「いただきます」という日本語の号令で一斉に食事をしていました。



園児たちの昼食後は、ご参集くださった保護者と学園の卒業生がベランダに集合し、ソバー園長先生による挨拶がありました。その後子供達は2人1組となって先生から配られた色の粉を顔に塗り合い、色の付け合いをひとしきり終えると、全員参加の色粉の掛け合いの時間となりました。園児たちは集まった家族たちや日本寺スタッフをひとり残らずカラフルにしていき、撮影のために参加した私もカメラを隠しながら色をつけてもらいました。






いよいよ到来する酷暑のシーズンにむけて、一層精進を重ねてまいります。合掌
駐在僧 戸田萌岳