ブッダジャヤンティのお祝い
ブッダジャヤンティは、インド暦ヴァイサク月の満月の日に行われる、お釈迦さまの四大節(誕生・成道・初転法輪・涅槃)をまとめてお祝いをする国民の祝日の行事です。
いろいろな国のお寺が集まっているブッダガヤは、仏教徒最大のイベントの日であるこの日世界各国からの参拝者や巡礼者、観光客で賑わい、その様子がインド全国に中継放送されます。
今年は、5月24日に行われました。
菩提樹学園では、日本寺の本堂で法要を行います。
お釈迦様が誕生したとき、天から花びらが雨のよう降り注ぎ、龍が下りてきて、香湯の中で産湯させたという言い伝えから、お釈迦様お誕生の地、ルンビニの花園になぞらえ花で飾った小さなお堂(花御堂)の中に甘茶を入れた水盤を置き、その中にお釈迦様の誕生像を安置して甘茶を灌ぐのが習わしとなっています。園児ひとりづつ甘茶を灌ぎます。
先生からお釈迦様の誕生の話を聞く園児たち。
法要後、本堂に展示された園児の描いた誕生仏・菩提樹の絵画をみんなで一緒に見ます。
帰りには、お祝いのお菓子をもらい大喜びの園児たちです。
翌日から6月25日まで夏休みに入ります。夏休み期間中、勉強の習慣がなくならないように宿題が出されます。年少クラスは、塗り絵、年中クラスは、アルファベットと数字をノートに書く。年長クラスはアルファベットで自分の両親の名前、12か月の名前を書くこと、ヒンディー語の文字を書く練習などの宿題が出され、休み明けには先生からの評価が出され評価によってご褒美がもらえます。