2021年10月11日から15日までヒンドゥー教のドゥルガ(Durga)女神をお祝いするドゥルガプジャが行われています。この時期には官庁も休み。雇用主は雇い人を帰省させます。
お祭りとしては現在では主にベンガル地方で盛大に行われ、もともと天然痘調伏のために南インドから招来された神様ですが、あらゆる伝染病や悪疫退散に霊験があるとされ、やがて全国的に信仰されるようになって現代に至っています。
ヒンドゥー教では全能神シバ神の妻。シヴァより強いことから特に女性たちに人気があり、この祭りに際して夫は妻にサリーなどの晴れ着や装飾品を贈るべきとする習慣が根づいています。
各所に豪華な装飾が施されたお祝いの会場(pandal)が設けられ、ドゥルガの像が祀られます。また、会場には屋台が立ち並び日本のお祭りさながらの賑わいを見せます。今年は2年ぶりの開催となり、ブッダガヤに設けられた会場も大賑わいでした。