お知らせ 日本寺

衣をお布施 カティナプジャ

 2024年11月3日、大菩提寺において、カティナプジャが開催されました。主催は大塔管理委員会、今年は委員会所属の比丘Huej師がオーガナイザーを勤めました。(カティナプジャについてはこちら)
当日は天気に恵まれ、清々しい風の吹き抜ける晴天の中、大塔管理委員会(Bodhgaya Temple Management Committee)招待のインド、タイ、カンボジア、バングラデシュ、チベット、日本ほか1000名を超える各国比丘僧侶が参集しました。施主は石油製品の精製・販売、発電、バイオベース製品の生産を行うタイのエネルギー・石油会社「バンチャックコーポレーション」でした。

 今回のカティナプジャは駐在僧として法要に参列する初めての機会でしたが、約20年前に日本寺に駐在されていた番地先生と同席することが叶い、サンガダーナ(施食)やカティナプジャについて様々なお話をお伺いすることができました。法要では上座部仏教の比丘僧侶たちによるパーリ語での誦経に続き、チベット僧の方々の誦経がありました。人生で初めて耳にするチベット語の低くうねるような誦経は、大変感激いたしました。その後、番地先生と拙僧によって般若心経等を奉読いたしました。
大菩提寺での法要が終わると、大塔管理委員会新オフィス・ホールでの施食が行われました。近隣レストラン「フジヤレストラン」によるケータリングのカレーは大変美味かつ豪華で、大変有り難い初めてのサンガダーナとなりました。合掌

駐在僧 戸田萌岳


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