2019年1月23日、グランヴィアホテル京都に於いて、上記日本寺諸事業の周年記念祝賀会を開催いたしました。当日は、約170名の方々にご来臨いただき盛況のうちに会を終えることができました。開式にあたり中村康雅理事長より日本寺建立構想から財団設立に至る経緯を報告。続き、北河原公敬日本寺竺主より先達からのご支援、ご尽力に感謝を述べられ、「45年前の日本寺落慶法要に参列した時には、まさか竺主となって開山45周年法要を執り行うとは思ってもみなかった。仏様のご縁を感じます」今後も仏教界はもとより一般の方々への日本寺事業の周知に努めてたいとご挨拶をいただきました。昨年11月に日本寺にて厳修の記念法要の模様はこちら
お知らせ
2018.12.31除夜会
ニュースレター2019年1月号掲載しました
2019年1月発行のニュースレターです。
2018.11.24、財団設立50周年・日本寺開山45周年・菩提樹学園40周年・光明施療院35周年記念法要
2018.12.16(日) 講演会『グローバル化を生きる聖地』
前島訓子氏を講師に、現地ブッダガヤの地元住民からの聞き取りをはじめとしたフィールド調査による社会学的側面からの「仏教の聖地・ブッダガヤ」についてご講演いただきました。当日は約60名の方々にご参加いただきました。
前島訓子先生のご著書『遺跡から「聖地」へグローバル化を生きる仏教聖地』(法蔵館)は各書店にてお買い求めいただけます。
グローバル化を生きる聖地
~仏教最大の聖地ブッダガヤのフィールドから見えてくるもの~
仏教がなじみ深い日本人にとって、その発祥の地インドはいにしえから憧れの地だった。かつては,ほんの一握りの人々が遺跡巡拝を志すに留まったが、今や世界中の人々が「仏教の聖地」を目指す。その一つであるブッダガヤでは、各地で独自に発展を遂げた仏教が再び一堂に回帰するかの如く、遺跡周囲に各々の仏教寺院の建立が進む。
だが、まなざしが向けられている遺跡が、変わらず仏教徒の信仰の対象であったわけではないし、遺跡そのものすら忘れられていた時期すらある。しかも、遺跡はヒンドゥー教徒やイスラーム教徒が住まう地域の中に佇む。独立以降,内外から押し寄せる人の波と、遺跡を取り巻く変化のうねりに翻弄されながら、仏教最大の聖地ブッダガヤはどう変わり、この地に生きる人々はどのようにその変化を生き抜いてきたのか。こうした問題をそこに生活する者の側から「仏教の聖地」を捉えることで,聖地ブッダガヤの新たな魅力に迫りたい。
【開催日】2018年12月16日(日)15:00~17:00(開場14:30)
【講師】前島 訓子 (愛知淑徳大学他・非常勤講師)
【場所】JICA東京 セミナールーム411(住所:東京都渋谷区西原2-49-5)
【交通】京王線幡ヶ谷駅徒歩8分/地下鉄千代田線・小田急線代々木上原駅徒歩12分
会場地図
【聴講】無料(事前にお申込みください)
【申込み方法】当ページ下部のフォームからお申込みください。
【お問い合わせ】公益財団法人国際仏教興隆協会(TEL:03-3711-7608)