10月8日、2024年度の菩提樹学園運動会が開催されました。当日は天気に恵まれ、菩提樹学園園児保護者の他、卒業生や近所の方など、たくさんの方においで頂くことができました。
参加園児は、満3歳児のカマル組とパンカジ組、満4歳児のグラブ組とチャンパ組の79名でした。
菩提樹学園での運動会に参加するのは初めての経験でしたが、それぞれの競技は日本の運動会でも使われている楽曲をBGMとして使用したり、くす玉割りなど日本で行われている運動会の演目をそのまま行なっていたりするものの、同じ機材を使用することができないため、様々な点でインドで運動会を行うための工夫がなされていました。例えば大玉送りに使用する玉は、日本の大玉と同じものがないため、食事に被せておく半円形のフードカバーを二つ合わせたものを使用していたり、日本のパン食い競争ならぬカジャ食い競争という演目では、地域の銘菓である、「カジャ」という甘いパイ生地を揚げたおやつを使用していたりするなど、応援する側も見応えがあるものばかりでした。私はこのカジャ食い競争の最終レースに保護者の方と一緒に参加させて頂き、ゴールまで無事にカジャを咥えたまま走りきり、銘菓を味わうことができました。
子供達はそれぞれの競技に一生懸命に取り組んでおりましたが、演目を応援する保護者や卒園生の子どもたち、また観覧においでになった近所の皆さんの熱気も大変高く、非常に盛り上がりを見せた運動会なりました。 合掌
駐在僧 戸田萌岳